竹かごや 市川商店

広島県真竹 飯入れかご ミニ

中国地方のほぼ中央に位置する広島県は山も多く、また広く瀬戸内海にも面しており、
農業・漁業から海浜エリアの工業まで幅広く産業が栄えているため、
「日本の縮図」とも言われています。

その広島県にも竹林はとても多く、竹細工は今も少人数ではありますが、
続けている方々がいらっしゃいます。
また、地域として、保存していこうというお気持ちで活動されている方々もいらっしゃいます。
主に真竹を使用し、生活用品から工芸品の域まで多種多様な竹工品が存在しています。

一方、そのかごの伝統が途絶えてしまったエリアもあり、
民族史料館やその倉庫にその痕跡がかすかに残っているという状況もあります。

こちらのかごを作る方は真竹を10箇所近くの山で順番に採取することで、
竹のサイクルをうまく掴んでいらっしゃいます。
竹細工に使う竹は2、3年目のものが多く、
縁巻きなどには1年目の柔らかい竹を使うことが多いです。

山の状況を把握し、最適なサイクルになっている場所で最適な材を採る。
そして、それを順番で回すことにより、無理なく山や竹のペースに合わせて、
材料を採取しているのです。

また、この方は切った竹の内側の節に穴を開け、中に風が通るようにし、
太陽が当たらない倉庫で1年ほど寝かせます。
そうすると程よく竹の水分が抜け、また、虫が出ないかどうか等を確認してから、
かごを編み始めます。
したがって、竹の色は切ったばかりのみずみずしい青さとはまた違う、
落ち着いた青さになります。

そこから作られる丁寧な仕上がりには生活用品と言いながらも、
もはや工芸品の域に達している仕上がりです。

こちらはそれらのこだわりの中作られた、取っ手と足がついた小ぶりのかごです。


この形は九州地方では「ご飯じょけ」などと言われ、冷蔵庫や電子ジャーがない時に、
ご飯を保存しておくかごでした。
そのご飯じょけには普通は鳥やネズミに食べられないよう、蓋がついていますが、 
こちらはその蓋がないタイプでサイズも小さめです。

縁は磨きという手法で、表皮を薄く削いだ仕上げになっており、
きれいに飴色にかわっていくことと思います。


銅線と籐で縁を止めているのは、長年この仕事をされてきた職人さんのこだわりです。
この縁巻きの仕方で、籐だけで留めると、一見ナチュラルで良さそうではありますが、
長年ご使用いただくにあたり、丈夫さの点でどうしても弱いとのこと。

お使いいただく方に末長く使ってもらいたいとの、
ベテランの職人さんならではの心遣いです。

かご部分はつるつるしてささくれが少ない竹の表皮を内側にしており、
中に入れたものを傷めにくい仕上げです。


取っ手部分も籐で上と左右で三箇所に細工がされており、見た目にも美しい仕上がりです。


陶器の箸置きや豆皿を乾かしたり、まとめたりするのもいいですし、
ニンニクや生姜などを入れておいてもいいですね。
お菓子類を入れておいてもいいですし、小さめの果物を入れておいても良さそうです。
ちょっとした小物をまとめるのにちょうど良いサイズです。

底の通気性は竹が2本付いているため保たれていますし、
取っ手があるため、吊り下げての保管もできます。
どのように使っても、かご自体の凜とした美しさは変わらずその場にいてくれそうです。



サイズ/重量
約直径22x高さ9(取っ手付高さ21)cm/180g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 8,000円(税込8,640円)

市川商店 竹かごや

店舗について

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