竹かごや 市川商店

岩手県サルナシ(ニギョウ)箕 尺四寸

この独特の色味と末広がりの形、特徴的な岩手県面岸地方の箕です。
サイズは一番大きい二尺二寸というサイズから尺というサイズまで、二寸違いで7段階あります。

尺八寸から下のサイズは産地では民芸箕と呼ばれ、主に飾る用に作られています。
しかしながら、作りは大きいサイズと変わりませんので、実用としても十分にお使いいただけます。


その中でもこちらは民芸箕の中では真ん中のサイズ、尺四寸サイズです。

主な材料はサルナシ(ニギョウ)の皮、桜の皮、そして根曲竹を縁に使用しています。
特徴的な色と大きく開いている形、その出で立ちは非常に立派で存在感があります。


元々は岩手県の方では蕎麦の実、小豆等の豆類、ゴマの実等をふるい、
選別する道具として使われていたそうです。
大きいサイズからこの尺四寸サイズくらいまでは、
ゴマや小豆をふるうのに実用として使っています。

この箕は広い板の部分に、竹を使わず、縦を柳の皮・横にサルナシの皮を編んでいます。
柳とサルナシの皮で編まれた箕は大きさにしては大変軽く、
隙間なくきっちりと編まれていることで、小さい収穫物の選別もできます。
また、柔らかいため、収穫物を傷めにくいです。


箕の奥側には桜の皮が補強兼デザインとして入れられています。
尺八寸サイズより小さいものには桜の黒い表皮が奥だけでなく、
口部分にも入っていて、模様をより多くしています。


サルナシ(ニギョウ)は生物学的にはマタタビの仲間となり、
果実は「コクワ」とも呼ばれ、甘酸っぱいキウイのような味です。
その太い木から横に生える枝の皮を使用しています。

サルナシの材料採取は毎年5月ごろで、ドラム缶を使用した独特の方法で枝を蒸してから皮を剥ぎます。
縁の根曲竹は産地では山菜の筍としても利用されていますが、
箕に使うものは3年〜4年のものを選び、晩秋から冬にかけて、採取しておきます。
桜の皮は6月〜7月に採取します。


最近では、実用はもちろんですが、箕は末広がりの形で縁起物としての位置づけられていることから、
この存在感でインテリアとして飾られる方もいらっしゃるほどです。
そのため、職人さんも桜の皮を少し多く入れて雰囲気が出るように工夫されています。


飾る際の向きはどのようにしても大丈夫です。
小さいサイズでしたら、果物などをのせてもいいですし、
大きいサイズは壁に飾ってもいいですね。口を上にして、花を生けても良さそうです。

もちろんお店の陳列にもいいですね。食べ物や商品を乗せるのに箕はとても使いやすいです。
他にはない本格的な店舗陳列になることは間違いありません。

どのように飾ってもこの箕の存在感は他にはないものを持っています。



サイズ/重量
約幅67x42x高さ12cm/470g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 25,000円(税込27,000円)

市川商店 竹かごや

店舗について

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