竹かごや 市川商店

千葉県真竹 足つき椀かご

四本の細い足が特徴的な浅い椀かごです。
しっかりとした細い竹を四隅にさし、かごの下に空間を作っています。


端正でさっぱりとした仕上げが特徴の千葉の真竹細工、
かごよりもむしろ中の器やカップなどを
引き立たせてくれる名脇役タイプのかごと言えます。


底は筏底編み(いかだぞこあみ)といって、
重いものを入れるかごなどを作るときに使われる丈夫な編み方です。

縁もしっかりとした作りです。
竹を芯にして、その周りに薄くした竹をぐるぐると巻き、
その後は、反対側から籐(とう)を巻いて仕上げています。


竹だけで仕上げることも可能ですが、
どうしても竹だけですと、乾燥や竹の状況でハネや割れが起きやすいです。
そのため、その竹をもう少し柔軟な素材である籐で抑えているわけです。

そうすることで、より縁を丈夫にするだけでなく、
ざるを持った時の手当たりをよくする効果もあります。
ざるやかごは力が加わる縁から壊れやすいため、このように縁を丁寧に仕上げています。

内径でも30cmほどありますので、たっぷりの器やカップが入れられます。
かごの高さは10cm程度です。お菓子やケーキなどをのせるお皿程度であれば、
カップと一緒に立てかけることもできそうです。


こちらは5つほどのマグカップやフリーカップをのせた様子です。
洗い終わったカップ類や器をしっかり乾かすのによさそうです。


この四つ足に何とも言えない愛嬌があります。


底上げになっているため、
椀かごとして、2、3人分のお茶碗やお椀やお皿を伏せるのにも使えます。
下に空気を通してくれるので、
果物類をたっぷりと入れておく盛りかごとしても活躍してくれそうです。

どちらにしても、かご自体の華やかさはあまりないかもしれませんが、
物をいれる、のせるというかご本来の役割を果たすには、
丈夫さ、足づくり、縁づくりと十分な仕上げです。
自身の存在感は控えめにして、
中に入れたものを引き立たせてくれそうないぶし銀なかごです。

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千葉県は房総半島、関東地方とはいえ、
海に囲まれたこの半島には未だ豊かな自然がたくさんあります。

その房総半島の中心エリアでは竹もよく生えており、筍などでも親しまれています。
春から夏にかけては筍を売り、秋には竹材を売り、
冬には箒やかごやざる作りをすることで、竹林を無駄なく使っていました。
そういったことからかつては「竹山を持っている人はお金持ち」とも言われていたそうです。

その房総半島の真ん中で昔から欠かせなかった
竹細工を次世代へつないでいこうと作り続ける方々がいらっしゃいます。
その竹細工は房州うちわに使われる女竹(めだけ)とは違い、
主に真竹を使用します。
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サイズ/重量
約直径32x高さ12cm/290g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 8,000円(税込8,640円)

市川商店 竹かごや

店舗について

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