竹かごや 市川商店

大分県真竹 四ツ目折敷(おしき) 40cm

大分県には日本で今やほとんどなくなってしまった
竹職人を育成する機関「竹工芸・訓練支援センター」があります。
別府市が竹細工では昔から有名で、数多くの職人がこの地から、
竹の世界へ飛び込んでいます。

大分県の竹の編組細工は、九州地方に豊富に生えている真竹を使用することが多いです。
その真竹は青々として、とても力強く、凛としています。

そのしっかりとした真竹を丁寧にヒゴにしていき、
さらに刃物で表皮を薄く剥ぎ、磨き上げる技法を
通常「みがき(磨き・研き)」と呼んだりしています。

こちらは青い真竹に「みがき」をかけたヒゴで編み上げた折敷です。
折敷は「おしき」と読み、神事や食事などで、供物や料理を乗せるお盆のような器です。
木やその上に漆などで仕上げたものが多いですが、
こちらは竹とつづらふじで仕上げています。

竹とつづらふじの材料取りから仕上げまでを一貫して行い、
サイズ感や使い勝手など細部にまで、信念をもって、
大分県で籠を作り続ける桐山浩実さんの籠です。

力強さと洗練されたデザイン性を兼ね備え、
磨いた青竹とつづらふじを使用した完成度の高いかごの数々は
桐山さん独自の哲学から生まれています。

縁は同じく磨いた竹を平たい面を当てて巻き、つづらふじで縛っています。
当て縁(あてぶち)仕上げという縁のつくり方です。


縁を若くて柔らかい竹で巻く巻縁(まきぶち)仕上げもよいですが、
この当て縁仕上げにはまた別の重厚な美しさがあります。
上から蓋のようにかぶせている細く割いた竹の節が
きれいにそろっているのがわかります。


底は「四ツ目編み」という、目が大きく開いた編み方です。


目が開いてはいますが、幅広にとったひごでしっかりと二本ずつ編まれており、
さらに底には6本もの太い力竹(ちからだけ)が通っていますから、
丈夫さに関しては全く問題なさそうです。

底の四隅には、底の力竹(ちからだけ)とかご本体を
つづらふじできっちり縛り、留めています。

「みがき」の技術の素晴らしいところは、
青い竹が輝くことはさることながら、磨いたことにより、
表面にムラがなくなる為、経年変化する際にきれいに飴色に変わっていくことです。
こちらはほんの少し、色が入ってきている段階のものです。
まだまだ、これから深く、また使っていくことでつやが出てきます。


折敷という名前の通りの使い方であれば、
ご家庭ではもちろんですが、飲食店や民宿・旅館やホテル等でこのようなかごに
料理が並べて出されたら、さぞ素敵なことでしょう。

野菜や果物をのせておいたり、
毎日のお茶の時間で使うお盆のように使ってもいいですよね。
急須や湯呑、お茶菓子などを乗せて卓上にのせるだけでも味わいが変わってきそうです。



サイズ/重量
約40x40x高さ8cm/700g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 35,000円(税込37,800円)

市川商店 竹かごや

店舗について

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