竹かごや 市川商店

新潟県ウワミズザクラ メッカイ(箕) 大

新潟県と言っても、竹細工で有名な佐渡島もあれば、
本土の方は最北部は山形県に接し、
そこから南西部に向けて順に福島県、群馬県、長野県、富山県に接しています。
接する県の数や、県の幅の長さを考えただけでも、様々な文化がありそうです。

編組品(へんそひん)も接している他県と同様、長年取り組んでいる方がいらっしゃいます。
この方は昭和40年代より編組細工を作り始め、
「丈夫で使いやすい」を一番に、今も様々な材を使い、
かごに限らず、民具を作り続けていらっしゃいます。
この道50年になる職人さんが作ったかごは素朴な中にも
洗練されたデザイン性が潜んでおり、まさに「用の美」という言葉を連想させてくれます。

あけび蔓細工から始めた職人さんは
今や山ぶどう、くるみ、やまざくらなど様々な材を使いこなします。

その中でもこちらはウワミズザクラの枝をそのまま使った
産地で「メッカイ」と言われる箕(み)です。
大・中・小の3サイズのうち、こちらは大サイズです。


材料のウワミズザクラはバラ科の木です。7月には実が赤くなり食べられるようになります。
職人さん曰く新潟県では、実を塩漬けにして食用にするとのこと。
漢方の杏仁子(あんにんご)というものだそうです。

そのウワミズザクラの枝は水分を含んでいると粘りがあるため、
曲げることが比較的容易で、昔から道具の材料に使われてきました。

このメッカイはすき間が大きく開いているタイプの箕で、
おもに畑で芋類の収穫や石の運搬の際に使われることが多かったようです。
目が詰まっているものよりは軽量で、すき間から不要な泥や土や石が落ちるため、
畑仕事で重宝します。
鍬(くわ)とメッカイ(箕)と背負いかごの3点セットで畑仕事でよく使われていたとのことです。


他に同じような形では篠竹やクマヤナギ、クマザサなどで作られたものもあります。
しかし、新潟県においては、ウワミズザクラとヤマザクラが採取しやすかったようです。

5本ずつを6組作り、曲げて重ねていきます。
大きさが変わっても、枝の太さが変わるだけで、この作りは変わりません。


横で縛っていくのはシュロ縄です。3列縛って、固定していきます。


先の方は少し削られていて、滑り止めのような役割をしています。


箕の形をしたものは昔から口が大きく広がっていることで末広がりを意味したり、
使い方から福をすくうというような意味も込められ、日本に限らず、
農耕民族にとって縁起物として飾られることも多いです。

こちらの大サイズは実用的な使い方で畑仕事でお使っていただけるのはもちろん、
部屋やお店に飾ってあるだけで、その存在感と素朴さで滋味深い味わいをもたらしてくれます。



サイズ/重量
約60x45x高さ10cm/900g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 10,000円(税込10,800円)

市川商店 竹かごや

店舗について

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