竹かごや 市川商店

新潟県山ぶどう 手提げ(市松編み)布付 29cm

新潟県と言っても、竹細工で有名な佐渡島もあれば、
本土の方は最北部は山形県に接し、
そこから南西部に向けて順に福島県、群馬県、長野県、富山県に接しています。
接する県の数や、県の幅の長さを考えただけでも、様々な文化がありそうです。

編組品(へんそひん)も接している他県と同様、長年取り組んでいる方がいらっしゃいます。
この方は昭和40年代より編組細工を作り始め、
「丈夫で使いやすい」を一番に、今も様々な材を使い、
かごに限らず、民具を作り続けていらっしゃいます。
この道50年になる職人さんが作ったかごは素朴な中にも
洗練されたデザイン性が潜んでおり、まさに「用の美」という言葉を連想させてくれます。

あけび蔓細工から始めた職人さんは
今や山ぶどう、くるみ、やまざくらなど様々な材を使いこなします。

その中でもこちらはぶどう蔓を市松模様で編みあげた手提げです。


ぶどう蔓は6月下旬から7月上旬の短い期間に採取します。
その短い期間にぶどうの木の高いところにある枝を必要分だけ切り落とし、
鬼皮をむき、二枚目の皮を使い、かごを編みます。

ぶどう蔓は独特の重厚さと強いうねりがあります。
それが人の手脂がつくと、艶を増し、何十年も使えることから
山の材では最高の材と言われています。


幅広の横ひご、同じほどの幅で縦ひごを3本ずつ、
これを市松模様にして編んでいます。
縦の3本はデザインというよりも、職人さん曰く「力の関係」とのこと。
幅広同士では、力くらべになり、かごが落ち着きません。


どちらかを2〜3本の細いひごにすることで、
力が分散され、余裕が生まれ、かごが落ち着くのだそうです。

幅広でうねりが強いぶどう蔓を使用しているため、
内側に入れるものを傷つけないよう、内布が貼られています。
ポケットも一つ取り付けられています。


持ち手もしっかりとぶどう蔓でつけられています。
揺れが少ないタイプですので、置いたときも形が崩れません。


小ぶりではありますが、肉厚のひごに、独特のうねり、
ぶどう蔓の魅力を存分に楽しめる一品です。
また、内布が入っているため、中のものを気にせず、
すぐに使い始められるのも、うれしいですよね。

初めてぶどう蔓のかごバッグを試してみたいという方にも、
おすすめできるかごです。



サイズ/重量
約29x15x高さ18(取っ手付き高さ33)cm/400g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 50,000円(税込54,000円)

市川商店 竹かごや

店舗について

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