竹かごや 市川商店

富山県菅(すげ) 三度笠(竹骨) 48cm

富山県高岡市は菅笠の産地として知られており、
菅笠製作技術は国の重要無形民俗文化財ともなっています。
現在、作る方も高齢になり、出荷量も少なくなっています。

昔ながらの日本に生えている植物を使っての道具は
日本人の暮らしに合わせて作られています。
昔は田植えや農作業をするときには必需品とされていました。

長時間、太陽の下で作業する時には
この菅笠の軽さ、通気性の良さと雨が降っても広い範囲を守ってくれる笠は
日本人の暮らしにとってなくてはならかったことが想像できます。

こちらは菅笠の中でも特徴的な形をした三度笠です。


元々は女性が目深にかぶるためのものだったそうですが、
江戸時代の初期頃から、大切な文書などを運ぶ、
今でいう郵便の役目を人の脚で担う「飛脚(ひきゃく)」が、急速に発達しました。

その飛脚は江戸、大阪、京都の3都市を一か月に三度、8がつく日に、
往復していた時にこの笠をかぶっていたことからこの名がついたとされています。
その飛脚たちは、東海道を6日で走ったといいますから、驚きです。

その彼らが東海道を駆け抜けたときの旅のお供がこの笠でした。
それだけ、軽く、日除けや雨除けになり、使い勝手が良かったことが想像されます。

骨は竹を使用し、そこに菅を巻きつけています。


材料の菅を糸で細かく編み、一つの笠を作っていきます。
とても繊細な仕事ぶりが伺えます。


縁づくりも、とても丁寧で見事に仕上がっています。


他の菅笠のタイプと違い、深さがありますので、
より顔の部分を日差しや雨から保護してくれることと思います。
本格的な舞台衣装や祭り道具、お遍路衣装にもぴったりです。


※通常、頭を当てる部分は下の写真のような「丸当(まるあて)」タイプとなります。


ご要望に応じて、下の写真のような「五徳(ごとく)」をつけることも出来ます。

五徳の方はスポッと五徳に頭をはめ込むようにかぶります。
丸当に比べると五徳自体に高さがあるので、笠を浅くかぶる感じになります。
逆に丸当ては高さがないため、笠の中に頭が深く入ります。
「五徳」をご希望の方は、備考欄にその旨ご記入ください。


サイズ/重量
約直径48cmx高さ13cm/260g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 7,000円(税込7,560円)

市川商店 竹かごや

店舗について

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