竹かごや 市川商店

宮城県篠竹 どじょうど(うなぎやどじょう釣り用の仕掛け)

宮城県の竹細工といえば、伝統的な細い篠竹を使った竹細工が有名です。

こちらはある世代から上の方はピンとくる釣りの道具です。
小川などに餌を入れて投げておき、あとで見にくると、
うなぎやどじょうが餌を求めていつの間にか入っているという
何とも便利な釣り道具であり、川遊び道具です。

産地では「どじょうど」と呼ばれています。
地域によって「ど」、「ず」、「うけ」、「てぼ」などの呼び方があります。
うなぎをつかまえるものにはもっと大きなものがありますので、
こちらは比較的小さめな部類に入ります。

篠竹と麻縄のみで仕上げられたこの素朴な道具は、
かつては子どもたちのみならず、大人も自然を楽しんでいたことが伺えます。

使い方は非常にシンプルです。
中に餌を入れておきます。
そして、川の中に入れて、流されないようにある程度固定しておきます。

一旦中に入ってしまうと、入り口に返しがついているため、
出られないようになっています。


反対側はうまく竹のひごでふさいでいるので、こちらからも出られません。
もし、ゆるくて出てしまうようなら、こちらを紐で縛るなどしてもいいでしょう。


どじょうやうなぎは狭い所に入ろうとする習性があるため、
その特性をうまく利用した道具ですね。

そして、うまく獲物がはいっていたら、
両手でこの「ど」をひねると下の口がこのように開くようになっています。
竹の柔軟性がこんなところでも生かされています。


地方によって、また人によって、中に入れる餌も違うようです。
貝を潰して入れる方やエビを入れる方、ミミズを入れる方、
はたまたパンを入れる方も。
川を汚さない程度にいろいろな餌で楽しんでみるのもいいですね。

最近はペットボトルをうまく利用して、この「ど」を作ってらっしゃる方もいますが、
今一度、昔ながらの竹の道具に戻って遊んでみてはいかがでしょうか。


転じて、この形を花入れと見る方も多くいらっしゃり、
使い方は川の中だけではなくなってきています。
珍しい形の竹細工を自由に楽しむのもいいかもしれませんね。

※仙台市よりも50キロほど北部に位置する大崎市やさらに北部の栗原市では、
 江戸時代のころから武家の内職でかごやざる作りが始まったと言われています。
 その地域に自生していた篠竹や鈴竹を業務用や暮らしの用途に合わせて作っていました。
 最盛期は80種類以上の種類のかごやざるが作られていましたが、
 時代の流れとともに種類も生産量も減少しており、現在では貴重な品になっています。


サイズ/重量
約直径9cmx長さ48cm/140g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 2,000円(税込2,160円)

市川商店 竹かごや

店舗について

〒116-0003
東京都荒川区南千住2-28-8
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