業務用の竹ざるはプラスティックや金物に取って代わっているのが現状です。
しかし、こちらの職人さんは今でもがっちりとした業務用の竹ざるを
誇りを持って作っていらっしゃいます。その仕上がりは他に類を見ないほどです。
こちらはおそば屋さんやうどん屋さんで使用されている「揚げざる」です
編み目はシンプルなござ目編みと呼ばれる編み方、
縁は当縁(あてぶち)仕上げと言って、大変丈夫な作りです。
よく釜の大きさで
・直径51cm(尺七寸)の一番釜用
・直径48cm(尺六寸)の二番釜用
・直径45cm(尺五寸)の三番釜用
などのサイズが使われていますが、こちらはいわゆる二番釜用の48cmのものです。
前後のサイズで直径二尺(60cm)から尺三寸(39cm)ほどまで作成可能です。
裏返しにすると亀の甲ざる同様の姿を見せてくれます。
竹の表皮を仕様していますから、かちっとしています。
そば用とうどん用では底部分のひごの幅が違います。
うどん用のほうが太いひごでできています。
わかりにくいかもしれませんが、
こちらがそば用です。底部分のひご幅4mmです。
底には銅線が2本補強で入っています。
こちらがうどん用です。底部分のひご幅5mmです。
底の銅線補強は縦2本、横2本、計4本入っています。
編まれている部分は淡竹(はちく)を使用し、きれいに面取りがされており、
触り心地はなめらかで食材や入れたものが傷みにくくなっています。
そば用のひご幅は全て均一です。
うどん用は底は太く、側面は徐々に細くなっています。
ご家庭でお使いにある場合は、野菜の大量ストックかごや、
面取りが綺麗にされておりますので、脱衣かごとしても使えます。
ご注文の際はそば用かうどん用かお選びください。
サイズ/重量
約直径48x高さ17cm
/そば用870g・うどん用880g
天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。
お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。