竹かごや 市川商店

茨城県真竹 三本手角かご 足つき 中・大 2サイズ

こちらは青い真竹で作られた3本の持ち手が目を惹く、
足つきの角籠(かくかご)です。中サイズと大サイズの2サイズがあります。


角籠という、こういったタイプの籠は、
太い竹を削ったり、火を使って竹を折り曲げたりと
「長い直線の竹を四角形にする」という独特の技術が必要とされます。
現代において、この角籠が製作できる技術を持った職人は、
ほとんどいなくなってしまったと言っていい程です。

そしてこの3本手付きの足付き角かご、実は復刻版でもあります。
元々は新潟県佐渡島において、この形の籠が盛んに作られていた時代がありました。
しかし、佐渡島では現在、作られていません。

弊店にいくつか古いものが残っていたため、
茨城県の職人さんにお願いをして、再現していただきました。
下の写真左が佐渡のもの、右が茨城県の職人が復刻したものです。


職人さんにこれを再現してほしい旨をお伝えすると、
「自分がやってきた仕上げ方で良ければ、作るよ」とのお言葉をいただき、
念願かなったものです。

この職人さんは業務用としての角籠を作られていたことがあったため、
この籠の製作が可能だったということです。
ですので、細かな部分の仕上げは違います。
再現(コピー)というよりは、音楽で言う「カバー」に近いかもしれません。


真竹の青竹細工の強みの一つは、
笹のような細い竹を使う細工と違い、厚みや幅が取れることによって、
業務用やハードユースに耐えうる強さを持っていることです。

太い縁と縦に通る力竹、


細めのひごをゴザ目編みという編み方で規則的に編んでいく、
これらが角籠の基本的な仕様です。


この職人さんの角籠の縁の特徴は内側も表皮が見えるように作ることです。
元々の佐渡の物は、竹の白い内側(肉と呼んだりします)が見えるような作りですが、
この作り方をずっとされてきたこの職人さんならではの部分です。


縦に通っている、幅が広い竹は曲げる部分を薄く削り、
火であぶって柔らかくし、内側に織り込まれます。


底部分は「いかだ底編み」という編み方で、丈夫なかごを作るときによく使われる編み方です。


底には力竹が何本も通っていて、四隅には足を刺しています。
佐渡島のものとは少しこちらも仕様が違います。


佐渡のものは細めの丸い竹を刺しているのに対し、
復刻したものは、竹を割り、厚みのあるひごにして刺しています。
こちらのほうが、乾燥による竹割れを防ぐことができます。


三本の持ち手は真ん中あたりで籐(とう)を使ってまとめています。


持ち手と縁を留める部分は、元々の佐渡の物は長い釘を使っていました。


しかし、昔の佐渡の物のようになかなか良い金具が見つからず、針金や銅線を使って留めています。


全く同じ仕様を再現することは部品の関係等でできていないものの、
竹細工のみで生計を立ててきたこの職人から作られた籠は、
使う方にとってはこの上なく信頼できる籠になることと思います。

サイズは中サイズと大サイズの2サイズを順にご紹介します。
こちらは中サイズです。


中サイズの寸法は32cmx27cmx高さ19cm(取っ手付き高さ45cm)ほどです。


そこまで大きすぎず、取り回しのしやすいサイズと言えます。
スリッパなどの履物入れにしたり、よく使う道具を入れて置いたり、
野菜や根菜類、少し重さのある液体調味料のストックなどを入れてもいいと思います。

こちらは大サイズです。


サイズは43cmx32cmx高さ27cm(取っ手付き高さ45cm)ほどです。


中サイズに比べてしっかりとした大きさですので、たくさんのものが入れられます。
冷蔵庫に入れない野菜や果物、ストック類を入れてもいいですし、
リビングで散らばりがちなものを入れたり、マガジンラックのように使うこともできそうです。

持ち手があることで、掃除のときやちょっと場所を変えたいときにも、
バランスよくかごを持つことができます。
また、手つきのかごはそこにあるだけで、空間を演出してくれます。

一度途絶えてしまったこの形のかご、
再び、暮らしの中で活躍してくれることと思います。
サイズを比べていただき、お好みの方をお選びくださいませ。


<茨城県の竹職人>
茨城県には熟練の竹職人がまだ数人残っており、
後進の育成をしつつ、現在も仕事に取り組んでらっしゃいます。

かつて、竹製品が当然のように暮らしの道具であった時代に、
親御さんから受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方も多くいらっしゃいました。

昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。


サイズ/重量
中サイズ:約32x27x高さ19cm(取っ手付き高さ45cm)/920g
大サイズ:約43x32x高さ27cm(取っ手付き高さ45cm)/1,400g
それぞれの足部分の高さ2〜3cm

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 17,000円(税込18,700円)〜20,000円(税込22,000円)
中サイズ大サイズ
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店舗について

〒116-0003
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fax:03(3801)5917

店舗営業日:毎週木、金、土曜日       (月1回日曜日も営業) 店舗営業時間:11:00-16:00

月、火、水曜は店舗はお休みですが、 お電話での対応等いたします。

<店にお越しいただける卸先のお客様へ> 一般のお客様と曜日を分けております。事前にご連絡いただき、可能な限り、月曜、火曜にお越しいただきますようお願い申し上げます。(月、火が難しい場合はご相談くださいませ。)

そのほうがゆっくりとご相談できますので、勝手を申し上げて恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
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