竹かごや 市川商店

岩手県くるみ 手提 裏皮あじろ編み 35cm(持ち手ぶどう)

こちらは沢胡桃(サワグルミ)の樹皮を使った手提げです。


剥いだくるみの樹皮をに1cm弱の幅で細く裂き、
こげ茶色の裏皮を外側にして、あじろ編みという編み方で全体を編んでいます。


このかごのポイントは裏皮を全体で編んでいるところはもちろんですが、
もう一つは持ち手にぶどう蔓を使用しているというところです。


ぶどう蔓は山の素材の中でも一番強靭と言われ、
昔から山仕事で使うかごの材料として使われてきました。
使っていくうちに人の手脂で艶が出て、風合いが深まるのも大きな特徴です。

持ち手にぶどう蔓を使用しているため、かごと持ち手の接続部分も同様に、
ぶどう蔓が使われています。それをくるみの裏皮で補強している形です。
デザイン的にもくるみで覆うことで落ち着いています。

さらに芯材にはあけび蔓も使われているので、
この箇所だけで山の素材が3種類も使用されています。


内側も同様に芯材にあけび蔓、それをぶどう蔓で巻くようにあみ、
くるみで補強して留めているのがわかります。


縁部分はさわぐるみの裏皮が外側に見える形で、
左右から編みこんで、留められています。


底面は側面同様、あじろ編みという編み模様で編まれています。


マチは内寸8cmほどで、薄いです。
横幅内寸は33cmほどとしっかりとした長さがあります。
A4サイズの紙を横にして、高さはちょうどすっぽり隠れる程度で、
幅には少し余裕があります。


色味も深く、大きさもありますが、細身なためか、重々しさはあまり感じません。


一見、くるみの裏皮も山ぶどうの蔓も色が同系色なので、
2つの素材を使っているということはわかりにくいです。
さらによくよく見てみると、持ち手の芯材にはあけび蔓も使っています。

材料も豪華ですし、サイズ的にもしっかりとした大きさがあるにも関わらず、
気張った雰囲気ではなく、逆に控えめに見えるほどのその佇まいが、
本質的な瀟洒というものを感じさせてくれます。


<岩手県における新しい形の樹皮細工>
北海道に次ぐ面積の広さで、竹に限らず、
ぶどう蔓やくるみの樹皮等、様々な素材が採取できる岩手県において、
それを細工する人々がいます。

県内全域で良質な材を自ら選別し、採取しています。
編み始める前の手間を惜しまないことと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他の手提げとはあらゆる面で一線を画していると言えます。


サイズ/重量
約35x10x高さ22cm(取っ手付き高さ35cm)/420g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 60,000円(税込66,000円)

市川商店 竹かごや

店舗について

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<店にお越しいただける卸先のお客様へ> 一般のお客様と曜日を分けております。事前にご連絡いただき、可能な限り、月曜、火曜にお越しいただきますようお願い申し上げます。(月、火が難しい場合はご相談くださいませ。)

そのほうがゆっくりとご相談できますので、勝手を申し上げて恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
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