竹かごや 市川商店

高知県炭竹 お玉 大(穴なし・穴開き)

四国は土佐の国、高知県は海のイメージが強いですが、
山地率89%と言われているように、山がとても多い場所です。
海から上がれば、すぐに山が目の前にせり出していたり、
高知市内から車で30分も離れると、あっという間に急な坂道になり、
人気のない山中がそこにあります。

そんな高知県内で繁殖力が強すぎて、地域によっては、
森の邪魔者とまで言われている、余りある孟宗竹。
その孟宗竹を材料にし、高圧釜や炭づくりで使う炭窯に入れるという
類のない工程を経て、カトラリーにする方がいます。

その工程にデザインが加えられたそのカトラリーは、
一度見たら忘れられないほどの印象を私たちに届けてくれます。
私たちはその炭窯に入れる工程を経た孟宗竹に、
「炭竹(すみたけ)」という愛称をつけて呼んでいます。

こちらはその炭竹で作られた「お玉」の大きいサイズです。
お玉部分に「穴がないタイプ」と「穴が開いているタイプ」の2つがあります。


竹には必ずある節を使って、お玉部分を作っています。
しかし、意外ではありますが、実際にはこの節部分をここまで生かしたお玉というものは、
見たことがありませんでした。


こちらは穴なしのいわゆる普通のタイプのお玉です。


お玉部分です。高圧釜で熱と圧を加え、
炭窯の熱でさらに熱して燻すことで中心部の濃い茶色の色味が出てきます。


こちらは穴開きタイプです。どちらのタイプも持ち手からお玉部分にかけて、
竹を反らせていますが、このカーブがあることで掬いやすさが増しています。


穴開きタイプのお玉部分です。7つの穴が開けてあります。


節の部分は高圧釜や炭窯での熱を入れる工程を経ることで、
しっかりと硬く締まっていて、普通にお玉として使う分には割れるような心配はありません。

手で持つ部分には四方竹(しほうちく)という別の細い竹を使用しています。
縦から見ると、丸ではなく四角に近い形をしていることから
その名前がつけられています。高知県では食用の筍としても親しまれています。


持ち手の四方竹には上からと下から、竹を刺して接続させています。
写真ですと左からと右から、それぞれ別のパーツを四方竹に差し込んでいます。


どちらも刺した後、それをまた竹釘(たけくぎ)で留めています。


持ち手の上部には輪っか状にした竹が取り付けられているので、
ひっかけるときに重宝します。


容量は竹の節の状態によって、少し変わりますが、
浅めの金物のお玉よりは、深さがある分容量がしっかりあります。


穴が開いているほうも同様に、比較的深さがあるので、
鍋物を掬ったりするときには、1回でしっかり掬えると思います。


穴なしの方は他の材で作られたお玉同様、
日々のお味噌汁やスープ用に使うのによさそうです。


穴開きの方は、鍋料理の具材を掬ったり、
お湯を残したまま、茹でた野菜や水餃子等を連続して掬うのに重宝しそうです。


長年の日本人の暮らしの中で、竹製のたいていの調理道具や台所道具は、
作られ尽くされていて、ないものがないと言っていいほどです。
そんな中で、この時代に頻繁に台所で使われるものにもかかわらず、
「竹でしかできない」と「こんな道具今まで見たことがない」を
同時に実現していることは奇跡的です。

色味深く、手あたりも、鍋あたりもとてもよいです。
燻した独特の匂いもほとんどしませんし、料理に匂いも移りませんから、
安心してお使いください。
こんなお玉があったら、日々の汁ものとのお付き合いが楽しくなることは間違いありません。


<下本一歩さんの竹カトラリー>
金属を使わずに土と石で築き上げる炭窯作り体験に参加して衝撃を受けて以来、
自身で炭窯を作り、カシやナラをメインの材料に炭焼きをされていました。

その炭焼きの工程で出る大量の煙に、
自身で削った竹カトラリーを吊るしていたのがきっかけで、
燻した竹のカトラリー作りを本格的に始められました。

物作りを続けられている理由は
「竹が山を荒らしていて、人にも環境にも問題があるという状況、
その素材を使ってものを作るということが嬉しい自分、
作ったものを喜んで使ってくれる人、
このバランスがとれていることが気持ちよくて、続けられている」とのこと。

そう語る下本さんの作るカトラリーは独特の色味からくるコクのある風合いと
竹だからこそできるその形が特徴です。
そのカトラリーの数々は、シャープなデザインでありながら、
触れると手になじんで、その使い良さに思わずニンマリしてしまいます。


サイズ/重量
両タイプとも全長約30-31cm 
お玉の部分の直径約8-9.5cm(竹の太さにより異なります)
お玉部分の高さ約2-3cm(竹の節部分の状態によって異なります)
/50g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 4,500円(税込4,950円)〜4,500円(税込4,950円)
穴なしタイプ穴開きタイプ
タイプ

タイプ
穴なしタイプ穴開きタイプ

市川商店 竹かごや

店舗について

〒116-0003
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fax:03(3801)5917

店舗営業日:毎週木、金、土曜日       (月1回日曜日も営業) 店舗営業時間:11:00-17:00

月、火、水曜は店舗はお休みですが、 お電話での対応等いたします。

<店にお越しいただける卸先のお客様へ> 一般のお客様と曜日を分けております。事前にご連絡いただき、可能な限り、月曜、火曜にお越しいただきますようお願い申し上げます。(月、火が難しい場合はご相談くださいませ。)

そのほうがゆっくりとご相談できますので、勝手を申し上げて恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
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