竹かごや 市川商店

山形県あけび bulb basket(球根型バスケット)

東北地方の中でも南東北の西側、日本海に面する山形県。
その山形県の南部は、海には接しておらず、内陸に位置しています。
山が連なり、その山間に町が形成されてきました。
町のほとんどの面積を山が占めているような地域では、
冬になると雪も多く、農家の冬仕事として樹皮細工や蔓細工の文化が育まれてきました。

一方、その土地の文化を踏襲しながら、
また、世界の様々な土地で作られるかご文化を取り入れつつ、
新しい感覚でかごを作り続ける人もいます。
ノスタルジックでいて、野趣あふれる独特の感性から作られる、
様々な造形のかごは不思議と気品をも感じさせてくれます。

その中でもこちらはあけび蔓を使った特徴的な形が目を惹くかごです。
bulb(球根)basketと名付けられています。


全体の編み方自体はシンプルな編み方です。


基本的には縦骨一本ですが、ふくらみを持たせるところは途中から3本に派生させています。


かご全体の形が特徴的な分、縁はすっきりとした仕上げです。


とはいえ、太い縦骨をそのまま横に長し、そのまま縁の編み込みにもっていっています。
これは共縁仕上げ(ともぶちしあげ)とも呼び、縁がスポッと抜けない丈夫な編み方です。


持ち手も太いあけび蔓を5本ずつほどで、しっかりと縁部分に取り付けられています。


裏側もこの通りで、持ち手に揺れはほとんどありません。


両サイドから持ち手が伸び、計10本ほどのあけび蔓をねじりながら、持ち手が作られています。


底はあけび蔓細工において、比較的大きい籠を作るときによく使われる編み方から始まっていますが、
他にはない輪郭をかたどっていています。


口の直径は24cmほどです。
膨らんでいる最大35cmほどのかご全体の横幅に比べると、絞られています。
しかし、物の出し入れをする分には十分な口の大きさと言えます。
高さも21cmほどとしっかりと物が入れられる高さです。


とにかくこの球根、いや、もはやにんにくにも見えてくるキュートなこの形にノックアウトされます。
日本でこんな形を思いつき、そして、作る(作ろうとする)方はとても少ないと思います。


横から見ても、上から見ても、あけび蔓だから出せる絶妙な柔らかい膨らみがとても良いです。


リビングにおいて、マガジンラックのように使ってもいいですし、
ともすれば、かごバッグのようにお出かけで持ち歩いてもいいかもしれません。
実用的で、かつ目を楽しませてくれるkegoyaの真骨頂がここにあります。


<kegoya(木小屋)のかご作り>
山形県南部の方言で作業小屋を指すこの言葉を屋号に掲げ、
再生しやすいあけび蔓やくるみの樹皮をメインに使って、
日用品としてのかごを作り続けている熊谷茜さん。

「編みたての古かご」という、作りたてなのにどこか味のあるかごの数々。
傷や風合いは山育ちの表情とし、ざっくり感で手仕事の痕跡を示します。
見たことのない造形や仕上げを研究し続け、また、生み出していながら、
現代の暮らしにもいつの間にか馴染んでしまうのが、kegoyaのかごです。


サイズ/重量
全体横幅約35cm、口部分直径約24cm
高さ21(持ち手付き高さ37)cm/620g

天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。

お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、
 日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。

販売価格 32,500円(税込35,750円)

市川商店 竹かごや

店舗について

〒116-0003
東京都荒川区南千住2-28-8
tel :03(3801)5898
fax:03(3801)5917

店舗営業日:毎週木、金、土曜日       (月1回日曜日も営業) 店舗営業時間:11:00-16:00

月、火、水曜は店舗はお休みですが、 お電話での対応等いたします。

<店にお越しいただける卸先のお客様へ> 一般のお客様と曜日を分けております。事前にご連絡いただき、可能な限り、月曜、火曜にお越しいただきますようお願い申し上げます。(月、火が難しい場合はご相談くださいませ。)

そのほうがゆっくりとご相談できますので、勝手を申し上げて恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
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