鹿児島県/白竹 手付き弁当かご 中・大・大二段 3サイズ
弁当かご
15,000円(税込16,500円)
サイズ | |
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中一段サイズ/15,000円 | |
大一段サイズ/20,000円 | |
大二段サイズ/22,000円 |
SOLD OUT |
サイズ(外寸) / 重量
大一段:約27x22x高さ15cm(持ち手付き高さ24cm)/480g
大二段:約27x21x高さ23cm(持ち手付き高さ29cm・下段のかごの高さ10cm・上段のかごの高さ7cm)/720g
自然素材を使った手作りのものの為、一つ一つの形・風合い・色味が異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。
表示サイズ、重量などは目安となります。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
鹿児島県は日本でも有数の竹林保有面積を誇る「竹大国」と言えます。
その半数を占めるのが見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹です。
孟宗竹は肉が厚く、ヒゴにするのには大変な苦労があります。
その為、機械も併用する竹のヘラ等の調理道具やスプーンなどのカトラリーに加工されることが多いです。
逆にざるやかごなど、竹を細いひごにしてから編む、編組(へんそ)品は真竹で作られることが多いです。
孟宗竹に比べ格段にヒゴにしやすいからです。
真竹細工には大きく分けて、青竹細工と白竹細工よ呼ばれるものがあります。
青竹細工は、生えている竹を切って、そのままの色で作るものです。
一方、白竹細工は青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて竹の油と色を抜いた「白竹」と呼ばれる竹を使って作られたものを指します。
こちらは白竹を使って作られた取っ手付きの弁当かごです。中サイズ、大サイズ、二段の大サイズの3サイズをこちらのページでご紹介します。

九州地方では昔このタイプの小さいかごが子どもたちのお弁当箱だったと言います。
また、産地では豆腐かごという名前でも残っており、
豆腐を運ぶ際のかごだったということもこの四角く、取っ手付きのかごを見ると、頷けます。
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どのサイズも基本的な作り方は同じです。 -
全体はひしぎ編みとも呼ばれる編み方で仕上げられています。横に回しているひごが幅の広いものと細いが交互に入ります。 -
縁には少し厚みのある白竹を使用し、縦骨とは真鍮釘で留めてあります。白竹との相性が良いです。 -
内側はご覧のように、真鍮釘を折ってありますが、念のためお取り扱いにはお気をつけくださいませ。 -
角の部分を上から見ています。硬い竹を見事に曲げています。 -
かごと持ち手の接続には大きめの真鍮釘が使われています。二段のかごの場合は、下段の籠に持ち手が取り付けられています。 -
持ち手自体も同様に白竹を曲げて、作られています。また、実際に手で持つ中心部分は少し肉厚にしてあるので、手当たりも良いです。 -
身のかごと蓋のかみ合わせもカチリと決まっていて、気持ちがいいです。 -
取っ手はこのように、横に開くことができますので、蓋の開け閉めは問題ありません。 -
底は筏底編み(いかだぞこあみ)と言って、大きなサイズのかごに使われる丈夫な編み方です。また、少し内側には竹を一本立てて、ぐるりと一周回してあるので、少し底上げになっています。それが豆腐を運ぶためでもあり、水も切ることができた豆腐かごの名残でもあります。 -
整えられた白竹が真っ直ぐに、規則的に編まれている蓋も、見るたびに美しさを感じます。
それでは、小さいサイズから順番にご紹介していきます。
白竹の黄色味の強い風合いは、和食やおにぎりのみならず、サンドイッチなどの洋食との相性もとても良いです。
通気性があって、蒸れにくいところも食材にやさしいです。
昔に比べると、豆腐を運ぶ機会は減ってしまっているかもしれませんが、
竹で作られた蓋つきで取っ手付きの四角いかごは使い勝手がよさそうです。

裁縫道具箱や救急箱にしたり、お茶セットをひとまとめにしておいたり、ご家庭で出番のあるものをしまっておいて、
必要な場所に運んで、お使いいただくのも楽しそうです。
少人数の場合でも大きなサイズであれば、お弁当を盛り付けるだけでなく、
飲み物やお手拭き、タオルなどもまとめて入れて運ぶかごとしても考えられそうです。
大きめサイズの白竹の手つき弁当かご、お好みのサイズをお選びくださいませ。
