長野県/むきあけび すかし編小判手提げ ストレート・ふっくら 2種
かごバッグ(手提げ) / バスケット
40,000円(税込44,000円)
タイプ | |
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ストレートタイプ / 44,000円(税込) |
SOLD OUT |
ふっくらタイプ / 46,200円(税込) |
SOLD OUT |
サイズ(外寸) / 重量
ふっくら :約33x18x高さ22cm(持ち手付き高さ36cm)/500g
こちらのページに掲載の商品は、どのサイズ・タイプにおきましても、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
こちらは温泉や川の水を利用してあけびの表皮を剥いた、むきあけびの手提げです。
このページでは同じ編み方の手提げ、「ストレート」と「ふっくら」の2タイプをご紹介します。
今一度、2種類のかごの全体像をご覧ください。
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こちらが「ストレート」。 -
「ストレート」タイプを持ったときのイメージです。 -
腕にもかけられ、持ちやすい大きさです。 -
こちらが「ふっくら」。 -
横から見ると「ストレート」の方が上から下にほぼ垂直に編まれているのに対して、こちらの「ふっくら」は少し下にかけてふくらみを持たせています。 -
「ふっくら」タイプを持ったときのイメージです。 -
「ふっくら」を腕にかけたところです。場面や服装問わず、合わせられそうです。 -
寸法を測ってみると、そこまで差は無いように感じますが、
実際に2つを並べてみると、似て非なるものということがはっきりとわかります。 -
ほんの少しの違いで、かごの印象というものが、
がらりと変わるものなのだとしみじみ思います。 -
グレーの色味がシックで、そして、編み方は軽やか。
どちらも完成度高く仕上げられています。
明るい光のもとでは白っぽくみえるこの素材も
天気や照明の具合によって様々な表情を見せてくれ、奥深い色味とも言えます。
経年変化によって、色は徐々に深い色へと移り変わっていきます。
どちらかお好みのタイプをお選びくださいませ。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。