山形県/シナノキ 貯金かご “シナガワBANK” 小・大 2サイズ
アクセサリー / 小物
7,200円(税込7,920円)
サイズ | |
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小サイズ / 7,920円(税込) |
SOLD OUT |
大サイズ / 9,680円(税込) |
SOLD OUT |
サイズ(外寸) / 重量
大サイズ:約直径15cm/140g
こちらのページに掲載の商品は、どのサイズ・タイプにおきましても、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。

こちらは「シナノキ」の樹皮を使った貯金箱ならぬ、貯金かごです。

材料となるシナノキの樹皮は、綿布が一般的になるまで多く使われていた「古代布」の一つ、「シナ布」の原料としても使われていました。
山野に自生するシナノキの樹皮を剥ぎ、そこから繊維を抽出してシナ布が作られます。また、樹皮の繊維を縒って(よって)作られたかごもあります。
そしてこちらは、そのシナノキの樹皮(シナ皮)を剥ぎ、その自然の風合いを残したまま、大胆にかごに成形されたものです。
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作り手により「シナガワBANK」と名付けられた、愛らしい佇まいのかごです。 -
「小」と「大」の2サイズをご紹介します。 -
2種類の色の異なるひごが見られますが、これは「外皮(灰色)」と、その外皮を剥ぐと現れる「中皮(褐色)」の違いです。その2種類を織り混ぜて、個性的な球体を作っています。 -
外皮(灰色)と中皮(褐色)の割合は材料の都合により、個体差があります。野趣あふれる風合いです。 -
樹皮にはこちらのように欠けたものや、 -
ひびの入ったものなど見られますが、自然素材ならではの模様としてお楽しみください。 -
お金を入れるところは、ほんの少し編み目が大きくとられています。お届けするときには、目印としてこの口部分の近くに値札を付けていますので、ご参考になさってください。 -
500円玉も入ります。入りにくいようでしたら、指で少し編み目を広げてお試しください。 -
球体ですが、底面は少しだけ平たく均されており、転がったりはせず、安定して置いておくことができます。 -
それでは2サイズをそれぞれご紹介します。 -
こちらが小サイズです。直径12cmほど。 -
小サイズも500円玉まできちんと入ります。500円玉で100枚ほどは入りそうです。 -
こちらが大サイズです。直径15cmほど。 -
大サイズでも、少なくとも500円玉で150枚は入りそうです。
貯金かごの中がいっぱいになり、口を大きく開けて取り出したい場合は、
霧吹きやふきんなどを使ってシナ皮を湿らせると、
皮が柔らかくなり、口を開くことができます。
壊したりする必要はなく、湿らせたものをまた乾かして
何度でもお使いいただくことができます。
貯金カゴとしても、飾り物として、そのまま置いて眺めているだけでも、楽しめそうです。

最初にこのネーミングをお聞きしたときには思わず聞き返してしまいましたが、
その使い方と言い、かごの佇まいと言い、すっかり魅了されてしまいました。
ユーモアに富んだ “シナガワBANK” で貯金を始めてみませんか。
いずれかお好みの大きさをお選びください。

<庄内地方におけるかご作り>
東北地方の中でも南東北の西側、日本海に面する山形県。
山形の中でも、大きく村山地方、最上地方、置賜地方、庄内地方と
4つの地方に分かれ、それぞれに気候や文化が異なり、特色があります。
山形県では海が近い平野部も多く、いわゆる米どころとして知られる
「庄内地方」においても様々な材でかご作りをしていらっしゃる方がいます。
地図を見てみると、東や南には名だたる名峰が連なる庄内地方。
こちらのアクセサリーを作られる方は、その山々で採れるいろいろな材料から
常に使う人の目線に立って数々の新しいものを作り出し、
実用性はもちろんのこと、胸躍るような楽しい作品を作られています。