ポーランド/やなぎ kablacok(収納かご弓手つき) S・M・L 3サイズ
ポーランド
9,000円(税込9,900円)
サイズ | |
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Sサイズ/9,000円 | |
Mサイズ/12,000円 | |
Lサイズ/14,000円 |
SOLD OUT |
サイズ(外寸) / 重量
M:約32~39x29~35x全体高さ32~36(かご部分20~24、足部分2~3、持ち手9~10)cm/670~770g
L:約46x36x全体高さ43(かご部分28、足部分4、持ち手11)cm/1450g
こちらのページに掲載の商品は、どのサイズ・タイプにおきましても、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。

こちらは、ポーランド中央に位置し、国土を湾曲しながら南北に流れる
ヴィスワ川沿いの村、ルチミャで作られている「カヴォンツォク(Kablacok)」という名の
やなぎ製のかごです。
ルチミャ村ならではのかごで、後ろ側が平らで手足がついたユニークな形を
しています。野菜や果物の収穫、運搬、貯蓄用に使われているそうです。
その収穫かごの中でも比較的小さな3タイプをご紹介します。

「S、M、L」3サイズのご紹介です。
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やなぎは自家栽培のものや、ヴィスワ川沿岸に自生しているものを採取し、樹皮が付いたままの枝を使って編んでいます。編むのは主に冬の仕事です。 -
やなぎというと、「シダレヤナギ」のような木から枝が垂れ下がる柳をイメージするかもしれませんが、ヨーロッパの細工に使われるのは、稲のように地面からシュッと立つ、株立ちするやなぎです。
株立ちとは、一本の茎の根元から複数の茎が分かれて立ち上がっていることです。 -
やなぎは枝の先に行くにつれて細くなっているため、かごの側面にも枝の太い部分と細い部分が見られます。 -
やなぎの枝は赤っぽいものや黄色味が強いものなど色味が均一ではなく個性豊かなため、仕上がるかごにも色味の個体差があります。予めご了承ください。 -
こちらは縁部分です。かごの側面を編んだ縦ひごを編み込むようにして縁を仕上げています。 -
上から見た縁部分です。しっかりとした縁作りです。 -
こちらは品名の由来ともなっている「カヴォンク」(弓)と名付けられた取手です。収穫で使うときには、弓形の取手を腕にかけたり、大きいサイズは肩にかけたりして使っているそうです。 -
後ろが平らになっているので、壁にかけてもおさまりが良く、貯蔵・保管にも向いています。 -
取手と縁の接続部です。 -
U字型にした取手(やなぎ)を固定するようにして、側面を編んでいます。 -
取手は同時に2本の後ろ足にもなっています。 -
かご前面に通されたもう1本のやなぎが前足となっています。この3本足も特徴的です。 -
3サイズは入れ子になります。 -
それではサイズごとにご紹介します。こちらはSサイズです。 -
かごの内寸は約横幅23cm、奥行き22cm、高さ15cmほど。 -
プランターを入れたり、じゃがいもや玉ねぎなどコロッとした根菜の保存にもちょうど良さそうです。 -
こちらはMサイズ。 -
かごの内寸は約横幅29cm、奥行き26cm、高さ19cmほど。 -
じゃがいも、玉ねぎなどの野菜、オレンジなど果物や、食材のストックをたくさん入れておくのにいい大きさです。 -
こちらはLサイズです。 -
かごの内寸は約横幅41cm、奥行き35cm、高さ25cmほど。 -
ぬいぐるみなどおもちゃ入れや調味料や非常食の備蓄用にも。
現地ではじゃがいもの植え付けや収穫、りんごのピッキングのときには
とくにこのバスケットの需要が高く、ルチミャ村周辺の市場でも売られているとか。

ルチミャ村には、ほぼ全ての家にやなぎのバスケットや柵を作ったり、
売ったり、またはやなぎを栽培している人がいます。
バスケットの作り手平均年齢は70代と、
作り手の高齢化という状況は日本と変わりありませんが、
こちらのバスケットは2017年にポーランドの無形文化遺産に登録されたとのこと。
次世代へと継承したい、こちらの収穫かご。
いずれかお好みの大きさをお選びください。
