沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
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沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)のサムネイル画像
沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)のサムネイル画像
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沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)のサムネイル画像
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沖縄県竹富島/クージ マディル 大(運搬かご)

収納かご / 整理かご

20,000円(税込22,000円)

サイズ(外寸) / 重量

約直径42x高さ22cm(持ち手付き高さ46cm)/600g

こちらのページに掲載の商品は、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。

上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。

また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。

お取り扱いについて

ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。

どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。

保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。

雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。

ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。

こちらは沖縄の竹富島で、トウツルモドキという植物を使って作られたかごです。

写真のうち、右の3本が採取したトウツルモドキです。
見た目は笹のようでいて、籐(とう)のようでもあります。

シュッとしたものと1番右のようにうねりのあるものもあり、
葉の先は丸まっていて絡みつく性質があります。
成長していくと他の木に巻き付いていくため、積極的に切らざるを得ないこともあり、トウツルモドキはよく民具を作るのに利用されていました。

籐と違い、葉に棘がないため、細工には扱いやすいそうです。

八重山地方にはトウツルモドキのいろいろな呼び方があり、
竹富島ではクージと呼ばれ、与那国島の方ではヤマイトゥと呼ばれます。

クージは、かご細工に使うには節が短くスッと真っ直ぐのものが1番良いとのこと。


竹富島のクージを使った実用かごの代表がこちらの「マディル」です。
マディルというのは「かご」という意味だそうです。
竹富島には民具に適した竹がないため、代わりにクージを利用していました。
クージは島の至る所に自生し、必要に応じて採取できるそうです。

竹富島では建材を縛ったりするのにも使われていたほど
身近に自生し、扱いやすい丈夫な道具として重宝されていたクージ。

そして、そのクージを使って作られたこのマディルは、
日々の野菜や芋、魚などの食べ物を運搬するのに使われていて、竹富島ではなくてはならないかごでした。

現代においても、それらの役割を十分に果たしてくれると思います。
家庭菜園からの野菜をたっぷりと収穫したり、買い物かごのようにもお使いいただけます。
ご自宅での根菜類のストックかごとしても味わい深いです。

竹富島の暮らしを担っていた大ぶりのかご、ぜひ日々の生活にお役立てください。

**沖縄のかご作り**
沖縄県は琉球諸島と呼ばれるかつての琉球王国の領土から
形成されている小さな島の総体と言えます。

奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島を合わせたものを
琉球諸島と呼び、そのうち奄美群島だけは現在、鹿児島県に属しています。

太平洋と東シナ海という大洋の境をなす、その列島ではぐくまれた植物たちは、
また、日本の他の地域とは違った色彩を帯びながら、
人の手によって生活の道具へと形を変え、人々の暮らしを支えています。

それぞれの島の面積は小さいにもかかわらず、
その熱帯的な気候の突き抜けた青空に映える色の植物たちは、
明るくみずみずしく、あちこちで採取できるという良い意味で繁茂しています。

コラム