大分県/孟宗竹 サラダサーバー 24cm いちょう型 クリヤ・赤 2種
カトラリー
3,000円(税込3,300円)
タイプ | |
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クリヤ/3,000円 | |
赤/3,200円 |
サイズ(外寸) / 重量
約24×持ち手幅0.8㎝×厚み0.7㎝(掬う部分幅5.5㎝×縦7.5㎝)/45g
こちらのページに掲載の商品は、どのサイズ・タイプにおきましても、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
こちらは「生成り」と「赤」、二種類の色がある全長24cmのサラダサーバーです。

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竹は金属などの素材と比べると、とても軽いですが、丈夫さもあります。温かみがあり、作りがしっかりとしているのも竹カトラリーの魅力です。 -
こちらは持ち手部分を上から見ているところです。持ち手の端から、ほとんどストレートで、すくう部分に向かって行くところで、少し広がって行くような形です。 -
持ち手の厚みは一番厚いところで0.5cm程度です。すこしだけ、内側に向かって曲げています。この少し角度をつけることで、使い勝手がぐっとよくなります。 -
持ち手の断面は0.7-0.8cm角の四角い形をしています。細身の持ち手ではありますが、持った時の手への収まりは問題ありません。 -
すくう部分にあたる凹部は全体のバランスを崩さないよう流れを保ちつつ、しっかりといちょう型に広がりを持っています。 -
裏返したところです。滑らかな背中です。裏返すと全体の真ん中あたりが浮きます。サーバーとして、それぞれでサラダを挟むときに緩やかなカーブがあった方が良いため、このようになっています。 -
このすくう部分のカーブは孟宗竹のカーブをそのまま利用しています。 -
そのため、このカーブの具合については、微妙な個体差がありますが、気になるほどではありません。 -
クリヤ・赤、ともにこのような模様でペアになっています。横幅5.5cm、縦が7.5cmほど。両方とも、最後にボウルの下にたまったコーンなどをすくうときにも無駄な汁気がある程度、落ちるようになっています。 -
クリヤのほうは竹ならではの繊維の様子がわかります。こちらの艶消しのマットな赤も新鮮な野菜との色味の相性も良さそうですし、なんだか食欲が湧いてくる色味です。 -
それぞれの色ごとにご紹介します。こちらはクリヤです。さっぱりとした風合いです。 -
こちらは赤の方です。形はクリヤと同じです。色を入れる工程が一つ加わっています。この情熱的な赤色は、艶消しになっていることで、はっきりとしていながら、落ち着きもあります。

また、どちらの色も最終工程として、食品衛生法に適合した「ポリウレタン塗装」を施しています。
この仕上げをすることで表面を滑らかにし、
竹の内側への水や油の浸透を防ぐことで製品の耐久性を高めることができます。
塗装はご使用になっているうちに少しずつ取れていきますが、
丁寧に扱えば、長くお楽しみいただけます。
歯を立てて噛んだり、鋭利なものを当てて傷が付くと、塗装が剥げて
そこから水が浸透して黒ずみやカビが生える原因となりますので、お控えください。
同様の理由で、食器洗浄機も消耗を早めるため、
洗う際には、柔らかいスポンジと中性洗剤を使うことをお勧めします。

色は生成りと赤の2種類です。
生成りは竹本来の繊維などの素材の様子がはっきり見える良さがあり、
赤にはそのはっきりとした色で通常の竹カトラリーにはない風合いがあります。
お持ちのお皿の雰囲気や季節、その時の気分や、食べるものによって、
色を変えても楽しそうですね。
見た目にも楽しいサラダサーバーです。
24cmという十分な長さで、たっぷりのサラダをドレッシングと和えたり、お皿に盛りつけたり。
新鮮な野菜をお好みのドレッシングや味付けで食べると本当においしいですよね。
ぜひ、そのときにはこちらのサラダサーバーもご一緒に。
お好みの色味をお選びください。

<二代続く、大分県でのカトラリー作り>
大分県でご両親の代から、カトラリー作りを続けている方がいらっしゃいます。
本来は継ぐつもりのなかったカトラリー作りを受け継ぎ、
ご自身で今一度カトラリー作りを捉え直し、
今では幅広い商品ラインナップを、日々作り続けられています。
先代では竹のみを材料としていましたが、形の幅を広げるため、
改めて木のカトラリー製作の修行をされ、竹という素材では実現が難しい、
深さのあるレンゲやレードル、お皿なども作られています。
「カトラリー=日常使いのもの」という当主のお考えから、
何よりも使い勝手を一番に考えられていますが、
自ずと仕上がった作品には目を楽しませる色味やデザイン性が散りばめられているように感じます。
熟練の確かな腕で行われる妥協のない研磨作業とポリウレタン塗装がかけられたカトラリーは、
どの世代の方も安心して使える口当たりのなめらかさと、お手入れのしやすさを兼ね備えています。
たくさんの作品からきっと手やお口に合う一品が見つかることと思います。