岩手県/すず竹 弁当かご 長型 ミニ・小 2サイズ 【Aタイプ】
弁当かご / 弁当箱
5,600円(税込6,160円)
サイズ | |
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ミニサイズ / 6,160円(税込) |
SOLD OUT |
小サイズ / 6,600円(税込) |
SOLD OUT |
サイズ(外寸) / 重量
全体:約13.5x9x高さ6cm/70g
身のかご:約12x8x高さ6cm
小サイズ
全体:約18x11x高さ7cm/90g
身のかご:約16x10x高さ6cm
こちらのページに掲載の商品は、どのサイズ・タイプにおきましても、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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こちらはすず竹で編まれた弁当かごです。
伝統的な「あじろ編み」という編み方で作られたこの地域の蓋付きかご、
大きなサイズの行李(こうり)から小さなサイズの名刺入れまで、
以前は大小さまざまなサイズを編まれる方々がいらっしゃいました。
しかし、作り手の減少により、現在では作られる大きさはおおよそ限定されています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/ime210101_12.jpg)
おなじすず竹製の弁当かごでも、作り手によって仕上がりに違いがあるため、
弊店では【Aタイプ】と【Bタイプ】に分けてご紹介しております。
こちらのページではAタイプのかごをご紹介します。
こちらのお弁当かご、すず竹細工の中でも、このように身のかごと蓋のかごをそれぞれ作り
二つを合わせるような形は、とくに高度な技術が必要とされます。
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おにぎりやサンドイッチを、ラップやホイルでくるまずに
直接かごに入れていただけます。
また、お好みや入れる具材に応じて、クッキングシートや経木などを
敷いてもよいと思います。
今回は、底面と側面にクッキングシートを敷き、
そこに詰めてみました。
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水気のあるおかずやくだものなどは、シートなどを敷いていても、
かごの底の編み目から水分がもれることがありますので、お気をつけください。
お弁当かごを横にしたりしないという前提であれば、
小さなタッパーや仕切りカップなどを使って、
少し水気のあるおかずを入れる方もいらっしゃいます。
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また、小物入れとしてお使いになったり、2つのかごを別々に使われるのも良いと思います。
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すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
つかいこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮がつやを帯びるほど優秀な素材です。
こちらは作り手の方がご高齢であることもあり、かごにゆがみなどある場合がございます。
あらかじめご了承いただければ幸いです。
どちらかお好みのサイズをお選びください。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/210601_113.jpg)
–岩手県鳥越のすず竹細工–
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。