鹿児島県/白竹 弁当箱 中・大・特大・大二段 4種
弁当かご
9,500円(税込10,450円)
タイプ | |
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中サイズ/9,500円 | |
大サイズ/11,000円 | |
特大サイズ/12,000円 | |
大の二段サイズ/17,000円 |
サイズ(外寸) / 重量
大サイズ :約24x19.5x高さ8.5cm/270g
特大サイズ :約27.5x22.5x高さ9cm/360g
大の二段サイズ:約23x19x高さ14cm(上段+蓋高さ8cm・下段6cm)/450g
こちらのページに掲載の商品は、どのサイズ・タイプにおきましても、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
鹿児島県は日本でも有数の竹林保有面積を誇る「竹大国」と言えます。
その半数を占めるのが見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹です。
孟宗竹は肉が厚く、硬いので、細いひごにするのには大変な苦労があります。
その為、竹のへら等の調理道具やスプーンなどのカトラリーに加工されることが多いです。
逆にざるやかごなどの編組(へんそ)品は真竹で作られることが多いです。
孟宗竹に比べ、真竹は肉が薄く、格段に細く、薄く、長いひごを作りやすい、
つまり、かごやざるのための材料が作りやすいと言えます。
こちらは、その青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて
竹の油と色を抜いた「白竹」を使って作られた、弁当箱です。
このページでは、中くらいより大きい4つのタイプをご紹介します。
中サイズから時計回りに大サイズ、特大サイズ、大の二段サイズの4種類です。
4サイズとも、基本的な作りは同じです。
こういった竹で作る四角いかごを総称して「角物(かくもの)」と呼ぶこともあります。

角物を作る方は、角物を専門にすることが多いです。
よく見られる丸や楕円のかごとはな作り方が違うためです。
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「ひしぎ編み」という編み方でも呼ばれるこの編み方は、
九州の白竹でつくる弁当かごによく見られる編み方です。 -
材料(パーツ)を、あらかじめ曲げておくなどの用意をしておき、組み上げていきます。 -
縁の部分も特徴的です。
硬くて、真っすぐな竹を火を使って、直角に近い角度に曲げたり、 -
目に見えるところに真鍮釘を使って、
竹を留めたりすることも多いです。 -
この釘は内側でちゃんと折ってしまわれているので、ご安心ください。
とはいえ、念のためお気をつけください。 -
底は幅の広いひごが筏底編み(いかだそこあみ)という、丈夫な編み方になっています。 -
裏返しても、その端正な編みは変わりません。 -
蓋がかちっとはまるところも、角物ならではです。そしてこれが、職人の技術です。
蓋を開け閉めするときも楽しくなるような気持ちよさです。
このように「編み細工」というよりは、「竹組み細工」と呼ぶこともあるほど、
他のかご細工とは作り方が変わってきます。しかし、それこそが、この角物の魅力と言えます。
比較的硬質で真っすぐなひごが整然と組まれていく、この白竹の弁当箱の作りは、
柔らかい素材の編みかごとは別のソリッドな「美」が感じられます。

それでは、それぞれのタイプをご紹介します。
こちらは中サイズです。
こちらは大サイズです。
続いて、特大サイズです。
最後はこちらの大サイズの二段タイプです。
白竹の黄色味の強い風合いから和食やおにぎりのみならず、
サンドイッチやパンなどの洋食との相性もとても良いです。
かごは編み目にすき間があるので、ほどよく通気して、蒸れにくいところがよいところです。

反面、水分のあるおかずなどには、向いていません。
できるだけ乾いたおかずを入れていただくといいです。
クッキングペーパーやワックスペーパー、ラップや布等を適宜敷いたりすると、
かごへの汚れも気にせず使えると思います。
使い終わりましたら、タワシなどを使い、水洗いしていただき、
よく水を切って、蓋を外して、しっかりと乾燥させてください。
また、ペーパーの使用でほとんど汚れていなければ、蓋を開けて、よく乾燥させてください。
揚げ物などで、油が付いた場合は、少量の洗剤をつけても大丈夫です。
その際、よく水ですすいでください。
弁当箱という名前ですが、小物入れや道具入れとしてお使いただく方も多くいらっしゃいます。
文具や薬類など、日々使うものを入れて、リビングに出しておいても、
蓋があるため、景観を保てるのもうれしいですよね。
ご家族のサイズやお使いいただく場面に合わせて、お好みサイズをお選びくださいませ。
