岩手県/くるみ 整理かご ミニ(タイプお任せ)
収納かご / 整理かご
3,000円(税込3,300円)
サイズ(外寸) / 重量
こちらのページに掲載の商品は、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。

こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使用した小ぶりのかごです。

くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
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かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。 -
沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。 -
その先はこのように枝分かれしています。 -
株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。 -
切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。 -
切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。 -
剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。 -
こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。

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いくつかあるタイプのうち、いずれか一つをお届けします。タイプの指定はできませんので、ご了承ください。※写真に掲載しているものは一例です。 -
剥いだくるみの樹皮を1cmほどの幅で裂き、編んでいます。山に自生している樹木の自然な風合いがそのまま残されています。 -
ざっくりと隙間を作った編み目です。 -
縁の部分も間隔をあけてひごが巻かれています。 -
上から見ると、左右から巻き込むように等間隔で巻かれています。 -
個体差があり、お届けするものにより1〜2cmの揺れがございます。 -
かごの底裏面です。 -
タイプ別にいくつかご紹介します。こちらは「総表皮」タイプです。 -
くるみ樹皮の表側を利用して、縁とかご本体を編んだものです。 -
かごの内側にはダークな色味の樹皮裏側が見えます。 -
手に持ったときのサイズ感です。 -
こちらは「裏皮・縁表皮」タイプです。 -
かご本体は樹皮裏側を使用し、縁の部分は表皮で仕上げています。 -
かごの内側は爽やかな表皮が見えます。 -
こちらは「総裏皮」タイプです。 -
くるみ樹皮の裏側を利用して、縁とかご本体を編んだものです。 -
かごの内側はくるみ樹皮の表側がきています。 -
このほかにも、表皮と裏皮がランダムに編まれたものなどバリエーションがあります。お届けするタイミングにより、タイプは異なりますので予めご了承ください。 -
キーケースなどを入れて、小物入れとして。 -
こちらは箸置きを入れています。

文房具や目薬や塗り薬など、日々よく使う細々したものを
まとめて入れておくのに活躍してくれます。
コロンとかわいらしいくるみのかご。
滋味深いくるみ樹皮の質感は、和洋室問わず、
インテリアとしても部屋に馴染むことと思います。
どのようなタイプをお届けするかはお任せください。
到着をお楽しみに。

–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ