ポーランド/松の根 Zogata(小物入れ) S・M・L・XL 4サイズ
ポーランド
12,000円(税込13,200円)
サイズ | |
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Sサイズ / 13,200円(税込) | |
Mサイズ / 15,400円(税込) | |
Lサイズ / 19,800円(税込) | |
XLサイズ / 22,000円(税込) |
SOLD OUT |
サイズ(外寸) / 重量
Mサイズ:約直径11x高さ11(持ち手付き高さ14、かご部分9.5、足部分1.5)cm/60g
Lサイズ:約直径12.5x高さ13(持ち手付き高さ16、かご部分11、足部分1.5)cm/80g
XLサイズ:約直径14.5x高さ14.5(持ち手付き高さ19、かご部分11、足部分2)cm/100g
こちらのページに掲載の商品は、どのサイズ・タイプにおきましても、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。

こちらは、ポーランドの南部、シレジア村ベスキディ山脈
- 南部都市クラクフをさらに南下したクロアチアとの国境近く -
にある村「ヤボジンカ」に住むゾガッタ(Zogata)さんと、そのお弟子さんが作られたかごです。
ヨーロッパに生育する「トウヒ」というエゾマツに似た松の根を使ったこちらのかご。
もとは、きのこ狩りやブルーベリーの採取、じゃがいもの収穫と保管のために、
このゾガッタ・バスケットの大きなサイズが作られていました。
こちらはその収穫かごのミニチュア版で、いずれも手にのるほどのサイズです。
日本のかごにはない構造を持った、特徴的な作りのかごをご紹介します。

こちらのページでは、「S、M、L、XL」4サイズのご紹介です。
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かご全体は、横ひごに松の根、縦には「トネリコ」という木のひごを用いて交互に編んでいます。 -
松の根は、繊維質な身部分を横ひごにしています。 -
かご全体を手で触ると柔らかい繊維が感じられます。手に引っ掛かる感じはなく、優しい手当たりです。 -
縁の部分は、小さな松の根の皮付きのものを使い、くるくると巻きつけています。 -
いずれもきちっと巻いてあり、しっかりとした縁作りです。 -
持ち手にはトネリコの枝を使用しています。 -
持ち手はかごの側面を通され、下部分はこちらも松の根を使って固定されています。 -
かごの底面裏側です。十字にしたブナの木の足が付けられ、その足を小さな松の根のひごで巻きつけて留めています。 -
かごを補強し、底面を安定させるためにこちらの足が取り付けてあります。この足がまたアクセントになっています。 -
それではサイズごとにご紹介します。こちらはSサイズです。 -
Sサイズは掌に収まるほどの小ぶりな大きさです。 -
ハンコなどの小さなものを保管するのにちょうど良いです。 -
持ち手の部分を引っ掛けておくこともできます。 -
Sサイズにコバノズイナを生けたところです。 -
こちらはMサイズです。 -
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Mサイズに文房具を入れたところです。化粧道具を入れるのにもちょうど良さそうです。 -
ゾガッタ・バスケットの爽やかな色味に花やグリーンがよく合います。こちらはMサイズにヤマアジサイを入れました。 -
こちらはLサイズです。 -
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Lサイズにしゃもじを入れたところです。 -
こちらはホタルブクロ、フタリシズカをLサイズに生けています。バスケットの口が大きく、大ぶりの葉もきちんと受け止めてくれます。 -
こちらはXLサイズ。 -
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XLサイズに調理道具を入れたところです。 -
XLサイズには、白山吹を入れて。ミントのような葉がゾガッタ・バスケットによく合います。
ダイニングテーブルやキッチンでカトラリー立てとして。
デスクまわりで色鉛筆やペンを入れたり、大きなサイズには電卓も入ります。
かごの中にガラスや花瓶を入れて、草花を飾るのも良さそうです。
または小さなプランター入れとしても。


作り手のゾガッタさんが住むヤボジンカ村の農家の人々にとってバスケットは必需品でした。
マッシュルーム、ブルーベリーやじゃがいもの収穫に、
また、じゃがいもや籾殻、おがくずの保管にも使われるなどして活躍していました。
買い物のときにもよく使われていたそうです。

山村に住む人たちは製品を買う代わりに、
バスケットを編む能力を磨き、その能力を次の世代へと継承してきたとのこと。
こちらよりずっと大きなタイプの収穫かごが作られることは
今はほとんどありませんが、
その雰囲気をそのままに落とし込んだ
こちらのミニチュアかごをお楽しみいただければ幸いです。
いずれかお好みの大きさをお選びください。
