茨城県/真竹(青竹) 米とぎざる(水切りざる) 小・中・大 3サイズ
米とぎざる・米あげざる
4,600円(税込5,060円)
サイズ | |
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小サイズ/4,600円 | |
中サイズ/5,000円 | |
大サイズ/6,500円 |
サイズ(外寸) / 重量
中サイズ:約直径23x高さ12cm/130g
大サイズ:約直径27.5x高さ16cm/250g
こちらのページに掲載の商品は、どのサイズ・タイプにおきましても、
ポスト投函タイプの「ネコポス」配送はお選びいただけません。
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
こちらは真竹で作られた深さのあるざるです。小・中・大の3サイズの展開となっています。

このようなタイプのざるは、主に台所まわりで使われます。
お米を洗ったり、野菜を洗って水を切ったり、茹でた野菜や麺類の湯切りをするなど、
たくさんの用途があり、毎日の料理の度に活躍してくれます。
こちらの職人さんは、若い時から竹の仕事に携わり、80歳も後半になる現在も、日々精力的に竹細工に打ち込んでらっしゃいます。
特大の業務用からご家庭で使える小さいものなど、関東地方で使われるものなら何でも作られてきたスーパーマンのような方です。
3サイズともおおよそ作りは同じです。
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全体を細めのひごをゴザ目編みという編み方で規則的に編んでいます。このざるは真竹の青味の残る表皮とその内側の肉部分をひごとして使っています。 -
表皮と肉を交互に編み込んでいきます。表皮だけを使うと、使用しない部分が大量にごみとなってしまいますが、肉部分も使うことで無駄を減らしています。また、表皮と肉では、経年変化の色の深さが異なるので、よりコントラストが楽しめるようになります。 -
底は2本1組であじろ編みという編み方から始まっています。縦骨も同様に表皮と肉部分を混ぜています。 -
縦骨が放射状に縁まで広がっているのがわかります。 -
裏返したところです。同様にあじろ編みから広がっているのが分かります。このような底作りを「あじろ底(ぞこ)」と呼んだりします。 -
縁の部分を外側から見ています。こちらも一度、白い肉部分で縁巻きをした後に、反対側から表皮で編み返しています。 -
こちらは縁を内側から見たところです。縁編みに使っている竹が編み目に仕舞われている様子がわかります。 -
色のコントラストが美しいです。 -
それでは、順番に3サイズをご紹介します。こちらは一番小さい小サイズです。 -
直径が約21cmで高さが11cmほどです。お米ですと2~3合程度研げるようなサイズです。 -
こちらは中サイズです。 -
直径が約23cmで高さが12cmほどです。お米ですと3~4合を研ぐサイズです。 -
こちらは大サイズです。 -
直径が約27.5cmで高さが16cmほどです。お米ですと5合程度を研ぐサイズです。 -
いずれのサイズも2mmほどの細いひごが横に回してあります。 -
お米とぎとしてもご使用いただけますが、どうしても、角度や材料の都合で編み目のすき間が大きくなっているところも所々ございますので、予めご了承ください。
実際に、お米を研ぐ際には、
下にざるよりも一回り大きなボールなどを敷いていただくと、やりやすいかと思います。
簡単に手順を書きます。
- 乾いたざるに必要分のお米を入れる。
- 一回り大きいボールに水を張り、そこにお米が入ったざるごとちゃぷんと入れる。
- ざるの中に手を入れて、その中でクルクルと水流でお米をまわす。
※この時、ざるにお米をこすり付ける必要はありません。 - 水がすぐに白くなるので、ボールからざるをあげて、ボールの水を捨てる。
- ボールにざるを戻して、新しい水を注いで、同様にお米を手でクルクルと水流を作り、洗う。
これを何度か繰り返して、お好みの研ぎ具合になったら、釜に移してお米を炊く
ざるに擦り付けて洗おうとすると、手指を傷つける可能性がありますので、お気をつけください。
水を入れて中空の状態でクルクルまわすだけで、十分に糠は落ちますので、そのようにされることをお勧めいたします。
サイズに迷われた時には、少し大きめをお勧めしています。それぞれの直径の違いは下の写真の通りたった数cmですので、迷われた時には「大は小を兼ねる」という考え方が当てはまりそうです。

それぞれのサイズを見比べていただき、お好みの方をお選びくださいませ。

<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。