愛知県/真竹(白竹) 手つき角バスケット A4サイズ 八つ目編み
収納かご / 整理かご
12,000円(税込13,200円)
サイズ(外寸) / 重量
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上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
こちらは青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて
竹の油と色を抜いた「白竹」を使って作られた、A4サイズの手つきの角バスケットです。

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全体はその白竹を使って、八角形を作る「八つ目編み」という編み模様で、作られています。 -
5mmほどのひごで、連続する八角形を作り出しています。幾何学模様が美しいです。 -
縁部分は籐(とう)を使って、巻き留めています。 -
こちらは内側です。編み目のひとつひとつに、籐を巻き付けています -
上から見ています。同様に規則的に巻き留めています。硬い竹を緩やかではありますが、直角に曲げています。 -
持ち手はかごに斜め方向に刺さっています。縁のところで竹釘を打ち、籐で縛っています。 -
内側の様子です。 -
持ち手は両サイドから立ち上がってきており、真ん中で籐を使って留められています。 -
持ち手部分の収まりが良いように、持ち手は熱を加えて、角度を変えています。また、手で持つ部分には、竹をもう一枚足して少し厚みを出し、握りを安定させる工夫があります。 -
裏返したところです。底面も美しいです。力竹(ちからだけ)という、この写真ですと、横方向に入っている補強の竹もあるため、安心です -
底の角部分のみ、六角形の形ができます。角度きつい部分で、時折ひび割れが起きることがありますが、不良品ではありません。あらかじめご了承ください。 -
A4サイズの紙が、クリアファイルに入れた状態で、少し余裕を持って入ります。

白竹の美しさを存分に楽しめる編み模様。
何も入っていない状態でも、十分に目を楽しませてくれます。
各種書類の整理をするかごとして。
そのほかキッチン周りで、乾物や調味料、茶葉やお菓子をたっぷりと入れておいても。
持ち手がついていると、移動に便利です。
かごは縁を手で持つことが多いため、縁から壊れていくことが多いです。
しかし、持ち手がついていると、かごをバランスよく、均等に持ち上げてくれるため、
縁からの破損はぐっと減ります。

かごの中でも持ち手付きのかごは、実用性もさることながら、
そこにあるだけで空間を作ってくれます。
この白竹の黄色は和室・洋室を問わず、相性が良いです。
畳の部屋に置いていただいても、
フローリングに白壁というような洋室でお使いいただいても、馴染んでくれます。
お好みの定位置で、また、日々持ち運んで場所を変えたりと、
自由にお楽しみいただけたらと思います。

<別府→地元に戻り、竹細工>
大分県別府市には竹細工の職業訓練センターがあり、
現在も毎年10名程が竹細工職人の卵として輩出されています。
入学する方々は様々な出自や年代、また目的をもって、
竹細工の世界へ飛び込んでいます。
しかし、現代においては竹細工を生業にすることは
決して簡単なこととは言えません。
竹細工の使い手が少なくなってしまった今、これは大きな課題と言えます。
そんな中、センター卒業後に地元へ戻り、
竹細工を続けていらっしゃる方がいます。
白竹を九州から取り寄せ、愛知県で製作されています。