大分県/ミズメ デザートスプーン(ARCH) クリヤ・赤 2種
カトラリー
1,200円(税込1,320円)
タイプ | |
---|---|
クリヤ/1,200円 | |
赤/1,400円 |
サイズ(外寸) / 重量
※こちらのページに掲載の商品は、ポストに投函する「ネコポス」配送(税込300円)も可能です。
(ネコポス配送をお選びになっても、数量により、通常配送になることがあります。
また、他の商品と合わせてご注文になる場合も通常配送になることがあります。)
→ネコポスについての詳細はこちら
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。
また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。
予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
お取り扱いについて
ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
こちらは国内で採れるミズメという木を使って作られるデザートスプーンです。
ミズメはカバノキ属でしっかりと硬い材質です。
節や木目が目立たず、食事の邪魔をしない風合いのため、作り手さんがこの木を選ばれています。
竹のカトラリー同様、とても軽いですが、同時に丈夫さも合わせ持っています。

持ち手がゆるやかな弧を描いていることから、「ARCH(アーチ)」と呼んでいます。
-
竹と違い、厚みのある材から削り出しができるため、大きな曲線を描くことができます。 -
こちらは持ち手部分を上から見ているところです。持ち手の端から、ほんの少しですが、幅を細くして、すくう部分に向かっています。0.8cmから1.1cmほどの幅となっています。 -
持ち手の厚みはおよそ0.6cm程度です。横から見ると、しっかりとそのアーチの様子がわかります。手で握った時も自然に馴染みます。 -
持ち手部分の断面は長四角にすることで、くるっと向きが変わってしまうことを防いでいます。手への収まりは問題ありません。 -
すくう部分にあたるスプーン凹部は細い持ち手に対して、しっかりと開いています。すくう部分の面積はおよそ4cmx3.5cmとなっています。 -
ミズメ材の厚みを十分に使い、しっかりとスプーンの先端に向かって角度をつけています。無理のない動きですくうことができます。 -
すくう部分を裏返して見ています。生成りは主張が強いわけではありませんが、ミズメの素材感を十分に楽しむことができます。一方情熱的な赤色は、はっきりとしていながら、艶消しになっていることで、落ち着きもあります。
最終工程として、どちらも食品衛生法に適合した「ポリウレタン塗装」を施しています。
この仕上げをすることで表面を滑らかにし、
ミズメ材の内側への水や油の浸透を防ぐことで製品の耐久性を高めることができます。
塗装はご使用になっているうちに少しずつ取れていきますが、
丁寧に扱えば、長くお楽しみいただけます。
歯を立てて噛んだり、鋭利なものを当てて傷が付くと、塗装が剥げて
そこから水が浸透して黒ずみやカビが生える原因となりますので、お控えください。
同様の理由で、食器洗浄機も消耗を早めるため、
洗う際には、柔らかいスポンジと中性洗剤を使うことをお勧めします。

こちらのデザートスプーン(ARCH)はどちらも全長15cmほどとなっております。
3歳くらいのお子さんから大人まで、幅広くお使いいただけます。
デザートを召し上がるサイズとしてぴったりです。
ヨーグルトやゼリー、プリンなどのお供に。
やや小さめではありますが、スープやリゾット、おかゆなどを召し上がる時にも。
スプーンのすくう部分に角度がしっかりとついているため、手の動きも最小限で済みます。

普段はもちろんのこと、体調が悪いときに召し上がるゼリーやスープ、おかゆなども、
手に触れるスプーンが温かみのある木で作られているものですと、少しホッとさせてくれるかもしれませんね。
このミズメの風合いは料理の国籍や種類を問わず、お使いいただけることと思います。
サイズをよくご確認いただき、お好きな色をお選びください。

<二代続く、大分県でのカトラリー作り>
大分県でご両親の代から、カトラリー作りを続けている方がいらっしゃいます。
本来は継ぐつもりのなかったカトラリー作りを受け継ぎ、
ご自身で今一度カトラリー作りを捉え直し、
今では幅広い商品ラインナップを、日々作り続けられています。
先代では竹のみを材料としていましたが、形の幅を広げるため、
改めて木のカトラリー製作の修行をされ、竹という素材では実現が難しい、
深さのあるレンゲやレードル、お皿なども作られています。
「カトラリー=日常使いのもの」という当主のお考えから、
何よりも使い勝手を一番に考えられていますが、
自ずと仕上がった作品には目を楽しませる色味やデザイン性が散りばめられているように感じます。
熟練の確かな腕で行われる妥協のない研磨作業とポリウレタン塗装がかけられたカトラリーは、
どの世代の方も安心して使える口当たりのなめらかさと、お手入れのしやすさを兼ね備えています。
たくさんの作品からきっと手やお口に合う一品が見つかることと思います。